真言宗智山派

明徳寺ご詠歌講

明徳寺ご詠歌講は、昭和35年(1960)に結成されました。そのきっかけは、明徳寺の西方500mほどの所にある小さな山(郷嶺山:ごうれいやま)の上に、「姨捨孝子観音」像がこの年に建立されたことによります。郷嶺山には、冠着山(かむりきやま=姨捨山)にかかる月を仰ぐ「観月殿」と、冠着山頂の冠着神社をここからお参りするための遙拝殿とが古くから置かれています。

この観音様のお祭りは、冠着神社のお祭り日(4月15日)に毎年実施することになりました。そのお祭りで、御詠歌を唱えて欲しいとの要望があり、明徳寺がそれをお受けしました。孝子観音の由来を詠み込んだオリジナルな御詠歌を作詞し、それをお唱えする御詠歌講が結成されました。それ以降、毎年ここでは御詠歌がお唱えされています。

そのような経過でできた御詠歌講は、今では、明徳寺の行事(花祭り、施餓鬼、薬師如来祭、信濃三十三観音巡礼)には登場して寺の行事に花を添えています。

明徳寺の属する真言宗智山派にはご詠歌講の連合体があり、互いに研鑽をしています。写真はその発表会です。

PAGETOP
Copyright © さらしなの里 亀慶山明徳寺 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.